CRUDアプリを作ろう|書籍

概要

CRUDアプリを作ろうとは?

「CRUDアプリを作ろう」は、エンジニアのための情報共有コミュニティZennで出版した書籍です。

CRUDとは、作成(Create)、読み込み(Read)、更新(Update)、削除(Delete)という4つの機能のことです。

本書籍では、この4つの機能を有したアプリの作り方をご紹介しています。

基本情報

名前Flutter x FirestoreでCRUDアプリを作ろう|MVVM + Repositoryで実装するアプリの作り方
価格500円
リリース日2022年6月5日
作成期間3日間
役割開発 / マーケティング
URLhttps://zenn.dev/terupro/books/76740fb5b23b98

技術スタック

表紙デザインFigma
言語Dart(Flutter)
データ管理Firebase(Cloud Firestore)

実際に作るアプリ

CRUDの機能を有したシンプルなTodoアプリです

背景

このアイデアは、Flutter x FirebaseでMVVMパターンを一通り学び終えたあとに生まれました。Flutterは2018年の12月にリリースされたこともあり、日本語の情報がかなり遅れています。そのため私は、海外の情報を収集するようにしていました。

例として、状態管理が挙げられます。日本ではProviderを使って解説する記事が多いですが、アメリカではRiverpodを使って解説する記事が多いです。

それは、RiverpodはProviderの上位互換だからです。技術の出発点であるアメリカでは、最新技術であるRiverpodが当然のように使われています。

日本でも現場では、Riverpodを使用していますが、あまり共有がなされていません。そのため、初学者が一昔前のProviderを学ぶことに陥ってしまっていたのです。

この問題を解決するために、Zennにて書籍を出版することを決めました。

私がFlutterで使用するDart言語について解説した記事は、Google検索で1位を獲得し、月間2万PVを超えています。それだけ日本語の情報が求められているということです。

▼記事のリンクはこちら

ゴール

Flutter初学者が、正しい手順で正しい学習をする手助けをすること。

実績

データ

売上数43冊
いいね数31個
「flutter crud」Google検索ランキング2位
※2023年1月29日現在

みんなの声

Twitterでのリツイートやブログでの引用など、ちょっとした反響があります。

総括

頑張ったこと

どんな人でもアプリが作れるようになる解説をすることに最も苦労しました。最終的に私は、初学者が技術を学ぶ上で最も大切なことは「達成感」にあると考えました。

初学者はできない経験をすると、挫折してしまいがちです。そのため、アプリを完成できないという事態は絶対に避けなければなりません。

そこで、完成済みのコードに直接解説を加える方法を採用しました。コピー&ペーストで、いつでもアプリを完成できる状態で解説を進めていったのです。

結果的にこの方法が上手くいったと確信しています。

マーケティングに関しては、ブログ記事の一番最後に書籍を紹介することで動線を作りました。実際に8割近くの方がそこから購入に至っています。Flutter関連のブログ記事を読み、分かりやすいと思った人が購入する流れを上手く作れたと思います。

今後に活かすこと

今回の書籍は、1つの小規模なアプリを作るという初歩的な内容なので、今後は分野問わず、より深く学べるようなコンテンツを生み出していきたいと思っています。

そのために、個人ブログで継続して記事を執筆することで解説力や自分の専門領域への知見を深めていきたいです。